やたら抗生物質を与えると、薬に強い菌が起き易い話を聞いたことがあります。
本当に怖いことです。
9月11日付の毎日新聞の記事で、薬剤耐性菌の問題を取り上げています。
概要によると、浦瀬太郎・東京工科大教授(環境工学)のチームの調査で分かったこととして、薬剤耐性菌が、都市部の河川に広がっている可能性を指摘しているのです。
薬剤耐性菌の問題は以前からの指摘がありましたが、新たに外来患者から検出されることが増えているといいます。
薬剤による耐性菌の話は本当なのです。
事実、チームで東京都内の多摩川にある上流から下流にある約65Kmの地点 8ヶ所を採水し、大腸菌の調査をしたのです。
すると、中下流の地点では、薬が効かなくなる大腸菌があるのを見つかったのです。
対策のカギの一つして、下水処理方法の改善が必要なことを説いています。
今後の社会基盤の見直しが迫られそうです。
日時:2013年9月12日 13:48